研究機構のご紹介

一般社団法人 機能性天然物研究機構は、2017年に大貫宏一郎(近畿大学産業理工学部 教授)を理事長、清水邦義(九州大学農学研究院 准教授)と後藤純平(合同会社 臨床科学研究所 代表取締役社長)を理事として設立されました。私共は一体の組織と同様に研究を非営利的に運営していますが、株式会社ユーザーライフサイエンスも含めて別々の組織や営利法人であるという印象を拭えないため、連携を示す1つの公益法人として設立しました。

2020年から始まったコロナ禍により、様々な学会活動が休止状態になりました。特に海外への出張や国内に招聘することが困難になり、国際的な交流が対面では不可能になりました。そこで2020年5月21日に第一回のオンライン国際学会を開催するに至りました。

オンラインの学会は、対面に近い親近感と意見交換を遠隔かつ迅速に行うことができるメリットがあり、2021年7月現在、既に7回の国際学会を実施しております。現在は、身内に近い研究者を中心としていますが、日本国内のオンライン学会も含めて、幅広く実施していくことを企画しています。本機構の趣旨にご賛同頂き、学会の聴講やコンテンツの視聴を希望される方は、こちらのページをご参照頂き、是非とも会員のご登録をお願いします。

上記のオンライン学会の情報をWebにアーカイブにしていき、学会誌としていきます。従来の投稿、査読というプロセスを大幅に効率化して、研究の公開を飛躍的に加速できる仕組み作りを構築する計画です。私共の研究は、天然物科学(食品、化粧品、アロマ、医薬品など)を中心とした活動になりますが、この仕組みがアカデミズム全体の動きになることを期待しています。

2020年10月
一般社団法人 機能性天然物研究機構
理事長 大貫宏一郎

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